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試合終了の笛が鳴った瞬間、8人となっていた京都の選手の表情がすべてを物語っていた。「試合前にメンバー表を見て、過去11回と試合経験の少ない主審だから気を付けようとは思っていた」MF佐藤の思いとは裏腹に乱れ飛ぶ赤いカード。選手3人が退場、加藤久監督まで退席処分となるリーグ記録に並ぶ異常事態となった。 前半41分、DFシジクレイがブロックしようと上げた左ひじが、新潟FW矢野の顔に当たったとして2枚目の警告で退場。ベテランDFは涙を流しながらロッカールームに引き揚げた。悲劇はこれだけでは終わらない。後半35分にはMFアタリバが一発退場。その2分後にもDF増嶋が2枚目の警告で退場処分となり、判定に猛抗議した加藤久監督(51)も1分後に退席処分。わずか3分間で3人もがピッチから去ってしまった。 指揮官の代わりに会見場に現れた上野展裕コーチ(42)は「選手はフェアに戦った。人数を減らさないためには手錠をかけて戦うしかない」と加藤監督のコメントを発表した。シジクレイは「ファウルじゃない」と2度繰り返し、増嶋も「僕は普通にプレーした。もう少しちゃんと見てほしい」と不満爆発。怒りは収まらなかった。 元日本代表FW柳沢敦(30)が左足首をねん挫し、初めて遠征メンバーからも外れたが、エースの抜けた穴は「審判の笛」という落とし穴となってチームに襲いかかった。 ◆1試合最多退場 1チームで出した退場者は3人が最多で、2002年9月7日の柏の名古屋戦(柏)以来6度目(名古屋も1人退場)。京都は1997年8月23日の広島戦(西京極)に次いで2度目。3選手退場に加え、監督も退席処分となったのは98年10月21日の市原(現千葉)の横浜F戦(市原)以来3度目。 (スポーツ報知) |
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